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Content of medical treatment

診療内容

-診療内容03

顎変形症

上顎骨と下顎骨の骨格的な位置や形態の不調和による咬み合わせの異常を「顎変形症」と呼びます。顎変形症は一般的な歯科矯正治療だけでは改善できないため、歯科矯正治療と顎矯正手術を組み合わせた外科的矯正治療が必要です。当院では、口腔外科、矯正科、補綴科の専門医が連携し、チームアプローチで治療を行っています。
治療は良好に咬める咬み合わせ、良好に話せる咬み合わせを作ることを目的に、機能の改善を目指しています。咬み合わせの改善により、顔貌も変化しますが、当院で行っている外科的矯正治療は顔貌の改善を目的としたものではありません。あくまでも咬み合わせを基準とした治療です。よって、整容的な改善目的の治療はお断りしております。
手術前に1~2年の術前矯正治療、手術後に1~2年の術後矯正治療が必要で、治療期間は4年程度かかります。その後は歯が後戻りしないようにリテイナーを装着します。 
手術は全身麻酔で行います。すべて口の中から行いますので、基本的に顔に傷がつくことはありません。手術内容は症例ごとに異なり、何一つ同じものはありません。下顎だけ、上顎だけ、下顎と上顎両方、さらに、数回に分けての手術と様々です。
術後は原則マウスピースを装着し顎間ゴムで咬み合わせの誘導を行います。入院期間は術後1~2週間程度です。吐き気がなければ、手術直後から軟らかい食事は食べられます。退院後も、術後1~2か月間はマウスピースと顎間ゴムを装着します。
料金は手術法により異なりますが、矯正治療、手術とも健康保険の適応です。また高額療養費制度も申請可能です。

手術

01.口腔がん02.顎骨良性腫瘍03.顎変形症04.口蓋裂05.摂食嚥下リハビリテーション