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Content of medical treatment

診療内容

-診療内容01

口腔がん

口腔がんとは,口腔(口の中)にできるがん(悪性腫瘍)です。
舌,歯肉(歯ぐき),頬粘膜(ほっぺた),口底(舌と下の歯ぐきの間),硬口蓋(上あご),口唇(くちびる)にできます。口腔がんの治療では、がん細胞の性質,進行度,患者さんの健康状態によって治療の進め方がかわってきますが、多くが手術による治療が主体となってきます。 そのため、食事,会話,見た目などの、日常生活を送るうえで非常に重要な機能に影響がでてきます。
治療にあたっては、がんを治すだけでなく、手術で失われた形や機能もなるべく元に近いかたちで回復させるが大切になってきます。治療の主体は手術ですが,化学療法(抗がん剤)や放射線治療もがんの進行度合いにあわせて効果的に用いていく必要があります。これらの治療が一段落したら,日常生活への復帰をめざし,術後のリハビリテーションや歯科治療,治療後の生活支援も大切となってきます。そのため、あらゆる場面でそれぞれの専門知識をもった医師,歯科医師,看護師,歯科衛生士,理学療法士,言語聴覚士,栄養管理士,ソーシャルワーカーなどと連携をとりながらチームで治療をすすめていくことが重要です。
当科では、それぞれの患者さんごとに最良の治療方法を考え、専門性の高い治療を行っています。さらに,多職種と連携をとりながら患者さんにより良い医療を提供し,治療成績ならびに術後機能回復の向上に努めています。

【担当医師】大廣洋一,足利雄一,栗林和代,格口 渉,関口珠希

01.口腔がん02.顎骨良性腫瘍03.顎変形症04.口蓋裂05.摂食嚥下リハビリテーション