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 口腔機能解剖学教室は北海道大学歯学部創設の翌年、1968年(昭和43年)に口腔解剖学第一講座として開設されました。以来50年以上にわたって解剖学・口腔解剖学の教育と研究を行い、優れた歯科医師と解剖学・口腔解剖学の教育・研究者の育成に努めてきました。

 当教室は教育面ではいわゆる肉眼解剖学(解剖実習を含む)を担当しています。覚えることの多い学問分野ではありますが、アクティブラーニングを講義・実習に取り入れ、「基礎となる解剖学」「理解する解剖学」「臨床のための解剖学」を3つの柱として教育に当たっています。

 研究面では「自由な発想に基づく研究」をモットーにしています。各人それぞれが抱く素朴な「なぜ?」「どうして?」を大切にします。研究によりその疑問を解明できた時の感動は大きく、これこそが研究の醍醐味と考えます。それゆえ、研究対象や研究手法がバラエティに富んでいるのが当教室の研究の特色となっています。