歯科保存学

この教室に関連するワード

  • 保存修復学
  • 修復材料
  • 組織修復・再生
  • 接着
  • 新型コロナウイルス

歯科保存学教室では、「修復」をメインテーマとし、様々な研究を通じて歯に関連する組織の修復を実現させ、歯を長期に生かす(=保存する)ことを目指しています。

  1. 歯周組織の再生研究
    iPS細胞を応用した生体模倣技術(バイオミメティクス)により、破壊された歯周組織を修復・再生させるナノファイバーメンブレンの開発研究を行っています(右図)。
  2. 修復材料の開発と機能評価
    歯科保存学教室のみならず、国内外の様々な研究室と共同し、修復治療に用いる新しい材料の開発や、様々な材料の機能評価を行っています。
  3. MIに沿った修復治療に関する研究
    デジタルスキャニングと3Dプリンティングを応用することで、歯を削らないブリッジ(ダイレクトブリッジ)を効率よく作製する研究を行っています。
  4. CPCの新型コロナウィルス感染抑制効果に関する研究
    歯磨剤や洗口液に含まれる、塩化セチルピリジニウム (CPC) の新型コロナウィルス感染抑制効果について検証するとともに(右図)、CPCを応用した新しい新型コロナウィルス予防方法の開発研究を進めています。

この他にも、Mineral trioxide aggregate (MTA) 、機能的な修復象牙質形成を誘導する直接覆髄剤、う蝕とがんの関係性、バイオアクティブシーラー、ニッケルチタンファイルなどについても研究を進めています。

新しい保存研究・保存治療に挑戦してみたい方、お待ちしています。

担当教員

友清 淳、ヤマウチ モニカ、星加 修平、池田 考績、川本 千春、松本 真理子、戸井田 侑