歯学研究院DEIセミナー「歯科医師・医師のキャリアと働き方の多様性 ~臨床・研究・教育の現場から~」を開催しました
- 2025年度
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2026年1月30日、北海道大学歯学部講堂(Zoomによるハイブリッド開催)にて、歯学研究院DEIセミナー「歯科医師・医師のキャリアと働き方の多様性 ~臨床・研究・教育の現場から~」を開催しました。本セミナーは、北海道大学DEI推進本部「2025年度ダイバーシティ・インクルージョン推進に向けた部局等による取組支援プログラム」採択企画であり、歯学部FD共催行事として実施されました。
本企画は、昨年度実施した歯学部女性教員懇談会での意見を踏まえ、DEI推進委員等会議での報告・助言を受けて立案したものです。歯学部・医学部から、異なる専門分野・キャリアステージの医師・歯科医師4名が登壇し、臨床・研究・教育を横断した働き方やキャリア形成について実体験を共有しました。
【登壇】
- 岡 暁子 教授(福岡歯科大学 成長発達歯学講座 成育小児歯科学分野)
- 長 祐子 教授(北海道大学病院 小児科 小児成人移行期医療支援センター)
- 清水 智弘 講師(北海道大学病院 整形外科)
- 平田 恵理 助教(北海道大学大学院歯学研究院 口腔機能補綴学教室)
教授・准教授・講師・助教・医員・大学院生と幅広い職位、若手から管理職までの多数の教職員が参加し、ハイブリッド形式によって立場や業務状況に応じた参加の選択肢を提供できたことが、アクセシビリティの向上につながりました。
参加者アンケートでは「とても参考になった」「参考になった」との回答が100%を占め、81.8%が「改めて考えてみたい点があった」と回答しました。また、90.9%の参加者が「今後の業務や考え方に影響がありそう」と回答するなど、DEIを抽象的な理念としてではなく、日常業務や意思決定に関わるテーマとして捉え直す契機となりました。
自由記載には、時間管理・ワークライフバランス・組織マネジメント・部下やスタッフへの声掛けの重要性など、個人および組織レベルでの内省が多く示されました。また「相互討論の時間をさらに確保したい」「少人数での対話形式も有効ではないか」といった建設的な意見も寄せられており、今後の継続的な取り組みへの示唆を得ることができました。

本企画は、特定のロールモデル提示や成功談の共有に留まらず、多様な立場の声を並列に提示し、参加者自身が考える余地を残す構成としました。その結果、教職員・若手研究者・医師それぞれの立場から共感と対話を促す場となり、本学のDiversity, Equity, Inclusionおよび男女共同参画の理念の浸透に寄与したと考えられます。
今後は、テーマを絞った少人数型の対話企画や、管理職層と若手層が混在するディスカッション形式など、本セミナーで得られた知見を活かした継続的な取り組みを検討してまいります。

