研究院長より

yokoyama

歯学研究科長
横山 敦郎

 北海道大学歯学部は北海道の歯科保健・医療に貢献するという使命を担って1967年(昭和42年)6月1日に、北海道大学の最も新しい学部として設立されました。最初は学生定員40名、臨床3講座、3診療科、病棟20床をもって歯学部と同附属病院での発足でした。4年後の昭和46年度には設立時の計画である15講座、7診療科、40床の病棟が完成し、1974年(昭和49年)には大学院歯学研究科が設置されまし た。時代の要請にあわせて新規の講座の設置も進められ、学生定員も昭和52年には80名に増加しましたが、平成元年に学生定員は60名に減じ、平成23年からは53名となっています。
 2000年(平成12年)4月は、大学院重点化を実施し、活動の重点を研究と教育に置く大学院大学となりました。これに伴い、大学院歯学研究科は、研究の充実と発展を推進するために、学部教育中心の小講座制から1専攻3大講座1協力講座へ組織改革を行い、基礎と臨床の融合をはかりました。歯学部付属病院は、2003年(平成15年)10月に、北海道大学歯学部附属病院と医学部附属病院は統合して北海道大学病院となりました。2004年(平成16年)4月の国立大学法人化により、本学も国立大学法人北海道大学として新たな一歩を踏み出し現在に至っています。
 大学院重点化、附属病院の統合、大学の法人化といった激動の時代を経て、北海道大学大学院歯学研究科・歯学部は、3年後に創立50年を迎えます。「フロンティア精神」、「国際性の涵養」、「全人教育」、「実学の重視」という4つの北海道大学の理念、さらには先人の不断の努力により築き上げられた実績と伝統のもと、教育、研究、臨床の一層の充実と発展を図るとともに、新しい時代をリードする歯科医師、歯科医学研究者・教育者を養成するに相応しい研究教育体制かどうかを常に見直し、活性化を推進していきます。21世紀の歯科医学・歯科医療を自らが担うという意欲と高邁な理想に溢れた歯学研究科・歯学部にするため努力しています。