予防歯科学教室

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  • リアルワールドデータ
  • 健康な食事

咀嚼嚥下機能が食事摂取状況、腸内細菌叢、および抑うつに与える影響

ウェアラブルデバイス・機械学習を用いた行動変容支援技術の開発

歯科ビッグデータを用いた歯科医療提供体制の実態把握や治療の効果検証

スタッフ

教授 岩崎 正則

准教授 髙橋 大郎

助教 竹原 順次

助教 中村 公也

助教 佐藤 美寿々

助教 山本 貴文

助教 新井 絵理

 

概要

予防歯科学教室は口の健康を通して多くの人々の疾病予防だけでなく健康増進にも貢献することを目指しています。

  • 学部生、大学院生、留学生、そして教室のスタッフが互いに積極的に交流し、自己の研究テーマを幅広い視野を持って推進できる場
  • 自治体、保健所等で勤務する歯科医師、歯科衛生士と密に連携し、地域保健のあり方をともに考え、必要に応じて行政で働く歯科関係者が改めて学び直す場

として教室を整備していますので、お気軽にお立ち寄りください。

  • 大学医局・研究室、国や地方の研究機関に残って疫学研究を行う
  • 厚生労働省、地方自治体、保健所、国際機関(WHO etc.)などで歯科公衆衛生の専門家として活躍する

ことに興味がある方を特に歓迎します。

当教室で研鑽を積むことで身につく事項は以下のとおりです。

  1. 疫学調査や研究を実施し、その結果を正しく解釈でき、地域や国際社会にフィードバック (施策立案) するための知識とノウハウを習得できます。
  2. 優れたデータ解析能力・論理的思考能力を有し、論文を執筆し,学術雑誌を通じて知見を社会に公表・還元できるようになります。
  3. 疫学調査を通じて多くの方の口の中の診察を行うことから口腔の健康状態の把握やコミュニケーションを取るスキルの向上が達成されます(日本口腔衛生学会 – 認定医)。
  4. 道内外の官公庁(厚生労働省、道庁、県庁 etc.)、保健所等で勤務する歯科医師、歯科衛生士、他隣接領域専門職と密に連携し、地域保健のあり方をともに考え働くスキルが身につきます(歯科公衆衛生専門医)。
  5. 海外の研究者との交流の中から、国際環境の中で自己のテーマをさらに広く高い視野から見つめると同時に、相手との共同研究を実施し自信を深め、グローバルな環境の中で研究のあり方を習得できます。

現在進行中の研究テーマ

  • 咀嚼嚥下機能が食事摂取状況、腸内細菌叢、および抑うつに与える影響
  • 口腔の健康・機能と栄養・食事状態の関連
  • 機械学習による歯周病有病率の将来推計
  • 歯科ビッグデータを用いた歯科医療提供体制の実態把握や治療の効果検証

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