高齢者歯科学教室

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  • 高齢者
  • 口腔疾患
  • 口腔機能
  • 口腔ケア
  • 摂食嚥下障害



当教室では超高齢社会における歯科的ニーズに応えられる実学としての研究を中心に行っている。人を対象とした臨床研究を主体としているが、それらを補完するために分子生物学、薬理学、細菌学に関する基礎研究も併行して行っている。2025年・2040年問題を見据え、口腔の健康の維持増進による健康寿命の延伸に資するエビデンスの構築、さらには癌や認知症等により療養ないし要介護状態になっても、その人が望む暮らしを継続するための、多職種連携による口腔健康管理の在り方について、多施設共同研究を行っている。

  • オーラルフレイル、口腔機能低下に関する研究
    オーラルフレイル、口腔機能低下が全身に及ぼす影響の検討、予防改善プログラムの開発と検証、判定・トレーニング機器の開発
  • 周術期口腔管理に関する研究
    多職種連携による周術期口腔管理の細菌、細胞、心理、栄養等、多面的効果検証。造血幹細胞移植に関する周術期口腔管理に関する研究。
  • 摂食嚥下障害に対する包括的アプローチに関する研究
    摂食嚥下障害に対する多職種による環境調整、理学療法、顎補綴を含む歯科治療、口腔健康管理、栄養サポート等の包括的アプローチの効果検証。
  • 認知症、精神疾患、要介護高齢者の口腔健康管理に関する研究
    認知症、精神疾患および要介護高齢者に対する口腔健康管理の在り方に関する研究。
  • カンジダ性口内炎、口腔乾燥の診断、治療に関する研究
    カンジダ性口内炎、口腔乾燥の実態および、口腔、全身状態との関連の検討。口腔カンジダ、口腔乾燥の状態別、診断治療指針の確立と迅速診断ツールの開発
  • 高齢者の歯科心身症等に関する研究
    歯科心身症、味覚障害に対する薬物治療の臨床、薬理学的有効性の検討、心理テストを用いた診断治療支援ツールの開発。
  • 骨粗鬆症等の骨代謝の加齢変化が口腔に与える影響と予防に関する臨床・基礎医学研究。