歯学研究院では北海道との協働を推進しています（令和7年度歯科保健医療提供体制構築検討事業）

北海道大学歯学研究院では、地方自治体との社会実装を推進するため、厚生労働省「令和7年度歯科保健医療提供体制構築検討事業」において、北海道と協働して取り組みを進めています。

本事業は、「北海道歯科保健医療推進計画」および「北海道医療計画」の推進に資することを目的とし、電子レセプト情報等を活用したデータ分析を通じて、圏域内連携の強化や圏域を超えた歯科保健医療の確保など、地域の特性に応じた歯科保健医療提供体制の構築に必要な基礎資料を得ることを目指しています。

本研究院からは、予防歯科学教室の岩崎正則教授および佐藤美寿々助教を中心に、北海道からの受託事業として展開しています。

なお、北海道のウェブサイトに「歯科保健医療提供体制構築検討事業」の専用ページが開設されており、歯科保健医療提供体制検討会の資料、道内歯科医療従事者の状況、ドクターバンク推進事業、求人情報なども掲載されています。ぜひご覧ください。

今後も本研究院は、北海道をはじめとする地域の歯科保健行政との連携を一層強化し、地域に根差した歯科保健医療の発展に貢献してまいります。