口腔内科コラム|のどの違和感・口腔内異常感症について

のどの不快感、口腔内異常感症

「のどに何かが詰まっている感じがする」「何かが引っかかっている」「のどが塞がるような感じがする」「イガイガする」などの症状で、耳鼻咽喉科や内科を受診されたことはありませんか。

このような症状があるため内視鏡検査を受けても、明らかな異常が認められないことがあります。そのような場合に考えられる病態の一つが、咽喉頭異常感症口腔内異常感症です。

これらは、器質的な異常が認められないにもかかわらず、のどや口の中に違和感を自覚する病態で、心身の状態が症状に影響する心身症の一つと考えられています。

特徴として、多くの方は違和感を感じていても、食事や飲み込みには大きな支障がないことが挙げられます。

一般的な西洋薬では十分な効果が得られないこともありますが、症状によっては漢方薬が有効な場合があります。

また、口の中の違和感や舌のヒリヒリ感(舌痛症など)を訴える方の中には、このような咽喉頭異常感症や口腔内異常感症を併発していることも少なくありません。

耳鼻咽喉科などで内視鏡検査を受け、「異常はありません」と説明されたものの、口の中や舌の症状も気になる場合には、口腔内科で詳しく診察することをお勧めします。

のどや口腔内の違和感でお困りの方は、北海道大学病院口腔内科(旧第一口腔外科)までお気軽にご相談ください。