ご挨拶
ご挨拶

 

口腔総合治療学教室を担当しております、宮治裕史でございます。本ウェブサイトをご覧の皆様に、この場をお借りしてご挨拶申し上げます。

 

口腔総合治療学教室は、2003年(平成15年)に設立された臨床教育部(初代教授:井上哲先生[現 名誉教授]、第2代教授:宮治裕史)を前身とし、2024年に北海道大学大学院歯学研究院において21番目の教室として新たに設置されました。

 

本教室は、学部2年および4年の総合歯科学、学部5年・6年の口腔総合治療学臨床実習を担当するとともに、学部3年から6年にわたる臨床基礎実習、臨床予備実習、診療参加型臨床実習、臨床講義の統括を行っています。また、臨床実習開始前に実施されるComputer Based Testing(CBT)および客観的臨床能力試験(OSCE)、臨床実習終了時に行われる臨床実地試験(CPX)および一斉技能試験(CSX)といった共用試験の運営も担当し、歯学教育における評価体制の中核を担っています。

 

卒後教育においては、北海道大学病院口腔総合治療部ならびに臨床研修センターと連携し、歯科医師臨床研修プログラムを総合的に推進しています。さらに歯学院(大学院)においては、口腔総合治療学研究等を担当し、学部教育から卒後臨床研修、大学院教育へと連続するシームレスな教育体制を実践しています。

 

本教室は、「総合歯科学」という新たな学術分野の中核を担っています。総合歯科学とは、口腔の健康と疾患に対して包括的に臨床・研究的アプローチを行う学問であり、多職種連携や歯科専門分野の統合を前提とした高度な学問体系です。複合的な視点から歯科診療を実践し、最適な治療計画を立案することで、患者の口腔健康のみならず全身の健康や生活の質の向上に貢献することを目指しています。

 

研究面では、基礎研究成果を臨床応用へとつなげる橋渡し研究(トランスレーショナルリサーチ)を重視し、臨床歯学研究者の育成に取り組んでいます。特に、歯科治療の成否を左右する「生体界面」に着目し、材料科学、ナノテクノロジー、レーザー工学、再生医療、医歯薬連携など異分野の知見を融合させた界面設計型歯科医療研究を展開しています。また、企業との産学連携を通じて、臨床応用を見据えた研究開発を活発に推進し、歯科医療の発展に資する新たな治療概念や技術の創出を目指しています。

 

今後も、教育・研究・臨床を一体として推進し、次世代の歯科医療を担う人材育成と歯科医療の発展に貢献できるよう努めてまいります。皆様のご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

宮治 裕史

ミヤジ ヒロフミ

 

歯学研究院 副歯学研究院長(兼 副歯学院長,副歯学部長)

口腔総合治療学教室 教授

(兼)北海道大学病院 口腔総合治療部長

(兼)臨床研修センター 歯科卒後臨床研修部門長

歯科医師臨床研修プログラム責任者

日本歯科保存学会 歯科保存治療指導医

日本歯科専門医機構認定 歯科保存専門医

日本歯科専門医機構認定 歯周病専門医

日本再生医療学会 再生医療認定医