「アセトアミノフェン添付文章の改訂」について、疼痛関連学会より発信されております。

アセトアミノフェンは、これまでNSAIDsと同様の薬理作用機序及び扱いとされて来ました。薬理学の教科書にもそのような記載がされているものがあります。アセトアミノフェンの鎮痛解熱作用は、COX阻害ではなく、主に中枢神経系への作用であることが明らかにされております。今回の、「使用上の注意」改訂においては、禁忌事項(消化性潰瘍のある患者、重篤な血液異常のある患者、重篤な心機能不全のある患者、アスピリン喘息のある患者又はその既往歴にある患者)が削除となり、注意事項への記載となりました。
経緯詳細および改訂事項の詳細は、以下URLよりPDFのDLが可能です。
https://jasp.pain-research-jasp.org/

2023年11月23日