2022(令和4年)年度「科学的リテラシーのトレーニング:基礎編(第4期)」を行いました。直感の科学!・「男らしさ」社会の脱構築と処方箋!

2022年度・54期生(3年次)フロンティア基礎科目(薬理学教室)では、「科学的リテラシーのトレーニング:基礎編(第4期)」を行いました
(概要)
科学的なテーマを選択し、適切に理解・解釈・分析し記述・表現すること、すなわち「科学的リテラシー」のトレーニングを徹底して行います。担当教員たちとのディスカッションを通じて、理解した内容をパワーポイントにまとめ発表することを繰り返します。教室内での最終発表会においては、当該領域での研究の方向性を把握し、自らの考えを発表します。以下の流れを基本として進行します。科学的なテーマを選択し、適切に理解・解釈・分析し記述・表現すること、すなわち「科学的リテラシー」のトレーニングを徹底して行います。担当教員たちとのディスカッションを通じて、理解した内容をパワーポイントにまとめ発表することを繰り返します。教室内での最終発表会においては、当該領域での研究の方向性を把握し、自らの考えを発表します。以下の流れを基本として進行します。
① 科学的なテーマの選択と、その理由についてのプレゼンテーション。
② 背景となる事項を教科書や成書で調べ、知識をまとめる。
③ 理解した内容をパワーポイントにまとめ、発表する。
④ 関連文献の検索・批判的吟味が出来るようにする。
⑤ 当該領域での研究の方向性、今後どんな研究が重要となるかを考えてみる。
⑥ 当該領域における自らの考えを発表する。


今年度は、以下のテーマに関して、成果報告がありました。
· 直感を科学する!
· 英国の「男らしさ」社会の問題点、脱構築と今後の社会・個人の在り方への提案

受講者: 太田穂南さん、寺西進之丞さん
Organizer / Instructor:飯村忠浩
Discussants:中西徳子先生、庵敬先生、星(沼端)麻里絵、渡辺陽久先生、西浦まい先生


参考図書:以下の書籍・文献を参考に、吟味、深掘り、発表、議論をしました。
「発達障害」、岩波 明、文藝春秋
「化粧品の科学」、尾澤達也、裳華房
「歯医者が怖い。歯の痛みは心の痛み?」、大塚ひかり、平凡社
「直感力」、羽生義治、PHP研究所
「ひきこもりの真実」、林 恭子、筑摩書房
「男らしさの終焉」グレイソン・ペリー フィルムアート社
「若者はなぜモノを買わないのか」堀好伸 青春出版社
「バカと無知 人間、この不都合な生きもの」橘玲 新潮社
「時間とはなんだろう 最新物理学で探る「時」の正体」松浦壮 国宝社
「脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳の働き」毛内拡 講談

2023年01月31日