北海道大学大学院歯学研究院口腔病態学講座歯科麻酔学教室北海道大学大学院歯学研究院口腔病態学講座歯科麻酔学教室

沿革

 北海道大学の歯科麻酔は、北海道大学歯学部附属病院で全身麻酔下の口腔外科手術が始まった昭和42年に遡ります。すなわち、富田喜内教授率いる口腔外科学教室の歯科麻酔班から出発しております。歯科麻酔班チーフは、初代チーフ長谷川士朗先生から始まり、新家 昇先生、福島和昭先生へと引き継がれました。
昭和61年4月、河村正昭病院長のご尽力にて北海道大学歯学部附属病院に歯科麻酔科が設置され、 昭和62年1月に福島和昭講師が初代教授に就任しました。さらに、平成12年4月に歯学部の大学院重点化に伴い、北海道大学大学院歯学研究科口腔病態学講座内の2専攻、すなわち、歯科侵襲生体反応解析学並びに歯科周術期管理学が歯科麻酔学分野として認められました。
平成16年4月、北海道大学の独立行政法人化に伴い、歯科麻酔学教室として統合されました。平成24年3月に福島教授が定年退任し、同年4月に藤澤俊明准教授が第2代教授に就任しました。平成29年4月、大学院の研究院・学院化に伴い、現在の北海道大学大学院歯学研究院 口腔病態学分野 歯科麻酔学教室に至っています。 歯科麻酔学教室は、臨床講座が担うべき臨床、教育、研究、研修の充実を図るべく、さらなる発展を目指し鋭意努力しております。