概要

当教室では、口腔インプラントに関する教育、研究、臨床を行っています。

教育

  • 「口腔インプラント学」を担当しています

研究

  • 1.歯・顎欠損に対するインプラント治療の臨床的研究:1歯から多数歯欠損に対するインプラント治療と、外傷や悪性腫瘍治療後の顎欠損のような難症例に対する治療に関する臨床的研究を行っています
  • 2.インプラント治療前処置としての骨造成に関する基礎的、臨床的研究:高度の骨吸収に対する骨移植や骨再生による骨造成に関する研究を行っています
  • 3.インプラント体の選択および埋入条件に関する基礎的、臨床的研究:三次元有限要素解析を用いたインプラント体の選択基準や埋入条件の決定に関する研究を行っています
  • 4.成体幹細胞を用いた骨芽細胞分化促進に関する基礎研究:口腔内由来組織・細胞より骨芽細胞へ分化促進するシグナルおよび足場に関する研究を行う

臨床

  • インプラント治療は失われた歯を回復するだけでなく、残存する組織を保全し、口腔内環境を整え、患者さんのQOLを維持・回復させるための一手段です。そのため、欠損部位(インプラント補綴部位)だけではなく、歯が残存する部位を含めた一口腔単位での治療計画の立案が必要となり、専門医によるチームアプローチを行っております。
    治療方針については、当治療部門が主催する「インプラントカンファランス」にて、「診療科」や「治療グループ」の枠を越えた検討を行い、最終的な治療方針を決定しています。