
当科と口腔がんの治療について
当科では口腔内科診療と平行して、口腔腫瘍(良性腫瘍や口腔がん)を旧第一口腔外科として積極的に取り組み北海道の口腔医療に貢献してきました。本邦では、超高齢社会を迎え口腔がんは増加傾向に、年間9000人弱とされております。当科では北海道全域から、早期がん・進行がんまでのあらゆる部位の口腔がん治療を行っています。また、北海道の医療圏の広さ、冬の降雪などの交通事情などを考慮し関連医療機関と連携し加療を行っています。
口腔がんの主な治療は外科的切除で、どうしても機能が損なわれてしまいます。
口、顔面は「しゃべる、食べる、飲む、見た目」など人にとって欠かせられない大きな機能を占めてり、関連各科と協力し機能維持にも努めております。
口腔がんの中で、最も多い(約半数の割合を占める)舌癌の外科的治療の治療成績を供覧します。
当科で治療した、5年生存率を示します。
